アムロ・レイこと古谷徹さんのトークショーin武漢

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写真は2007年12月に武漢で開かれたジャパンウィークのイベントとして開かれた声優 古谷徹さんのトークショーで劇場版ガンダムⅡ 哀・戦士の絵コンテに古谷さんに直接サインしていただいたものです。当時私は語学留学で武漢におりました。

彦爺持参の絵コンテに直接サインする古谷徹さん
彦爺持参の絵コンテに直接サインする古谷徹さん

古谷さんは巨人の星の星飛雄馬、ガンダムのアムロレイ、ドラゴンボールのヤムチャ、聖闘士星矢の星矢など、日本のアニメ史の第一線から活躍されている偉大すぎる声優さんなので、ガンダム好きな私としてもブログにも掲載して記録を残さないといけない、と妙な使命感に駆られ唐突ですが2023年8月に過去の資料を漁って今回ブログで紹介することにしました。古谷さんが演じてこられた各作品のキャラクターの台詞やキャラクターについての思いや印象について色々と語っていらっしゃいました。古谷さんがラジオ・TV番組・Youtube等のメディアに出演される際にも発言されている内容なので、アニメが好きな私としては大変興味深く、トークショー中はずっと興奮しっぱなしでしたw

尚、今回綴っている内容はあくまで私が語学留学していた2007年当時の状況を綴ったものです。現在の状況とは違っている記載も一部あるかと思いますが、あくまでも当時の状況を記載したものであるためご了承願います。

目次
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2007年12月ジャパンウィーク 古谷徹さんトークショーで印象に残っていること

中国では聖闘士星矢も人気

「ペガサス流星拳!」

この台詞と共に古谷さんは登壇し、会場は一気に盛り上がりました。「聖闘士星矢は中国でも人気があったのね、80年代のアニメなのに皆よく知ってるね〜」と感心させられたと同時に、これから始まるトークショーへの期待・ボルテージが一気に上がりすごく興奮しました。登壇後、何回か「ペガサス流星拳」を言う機会がありましたが、後述のガンダムの台詞よりも歓声が上がっており、聖闘士星矢が人気あることが意外でした。「ペガサス流星拳」の動画は残っておりませんでした…

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中国では政治色の強いガンダムはの知名度は低い

ガンダムは政治色の強い戦争作品であるためか、中国ではガンダムはあまりメジャーではなく、お客さんの反応を見る限りは聖闘士星矢の方が歓声が大きく、ガンダムの知名度はそこまで高くはないのだな、という印象でした。古谷さんがトークショーで「アムロ ガンダム 行きまーす!」と言った際、それなりの歓声の大きさでしたが、「ペガサス流星拳」ほどではなく、ガンダムは見たことがないけど、星矢の声優さんが言うセリフだから盛り上がっただけなのかなと思います。実際中国でガンダムを見たことがある人はコアな男性アニメファンであり、中国では圧倒的に比率は低いかと思います。中国には語学留学と仕事で約10年おりましたが、中国人との交流中にガンダムが話題に上がることは一度もなく、中国人の口から「ガンダム」の単語を聞いたことは一度もありません。2007年当時はNARUTOとコナンが中国では人気ありましたね。

アムロ ガンダム 行きまーす!

まぁ、それはさておき、ガンダム好きな私としては生でアムロが聴けたので感無量でした。ちなみに中国語でガンダムは「高達」と書き「gao(1)da(2) ガオダァー」と読みます(数字はPinyin声調)

古谷徹の一番思い入れのあるキャラクターは?

きまぐれオレンジロードの春日恭平(かすがきょうへい)

「古谷徹さん自身で一番思い入れのあるキャラクターは誰か?」との質問に対する古谷さんの回答です。
性格が自分に似ている、男として共感できる部分が多かったから、との理由だったと記憶しています。きまぐれオレンジロードについて、私は見たことないので良く分かりませんでしたが、「へぇ、そうなんだ。日本では古谷徹=ガンダムの印象だけども、ご本人としては“アムロ”ではないのかぁ、意外だなぁ」と思いました。

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印象に残っている台詞は?

「フラウ・ボウ、君にはガンダムの操縦は無理だよ。悲しいけど、僕は男なんだな・・・」

印象に残っている台詞は?との司会者からの質問に対する古谷さんの回答です。

弱さの中にも男としてやらなきゃいけない一種の覚悟のようなものがアムロに芽生えてのこの台詞が、同じ男として共感でき印象深かった、とのことでした。

フラウ・ボウ、君にはガンダムの操縦は無理だよ。悲しいけど、僕は男なんだな・・・

ちなみに本編たるTV放映版(第9話「翔べ!ガンダム」)では「フラウボウ、ガンダムの操縦は君には無理だよ。悔しいけど、僕は男なんだな」と言っています。細かいですが、本編とトークショウでは“君には”の台詞の位置が微妙に違っていました。こうした台詞の言い回しが微妙に違うのも、トークショウならではであり、本編と違う言い回しの台詞が聴けたのも貴重な経験でした。

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ジャパンウィークについて

以上が2007年に開催されたジャパンウィークでの古谷徹さんのトークショーの内容です。でもジャパンウィークは両国の友好関係・相互交流・相互理解の深化を目的に開かれる定例イベントですが(中国以外にも各国各都市で開催されている)、日本が世界に誇れるアニメというサブカルチャーとサブカルチャーの中核的存在の声優さんを起用するのは非常に有効的な方法だな、と思います。

2007年の武漢でのジャパンウィークは2日に渡り開催され、トークショーは初日に武漢大学で開催されました。このトークショーが終わる際に当時の宮本雄二 在中華人民共和国特命全権大使が挨拶されたのですが、大使自らが流暢な中国語で挨拶したものだから会場にいた中国人は「あのじいちゃん すげ〜!」という具合で盛り上がっていたのも大変印象深かったです。

2007年12月開催の武漢ジャパンウィークで閉幕の挨拶を中国語でされる宮本駐中特命全権大使
2007年12月開催の武漢ジャパンウィークで閉幕の挨拶を中国語でされる宮本駐中特命全権大使
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現在の古谷徹さん

古谷徹さんの生年月日は1953年7月31日で2023年8月時点で71歳ですが今も最前線でご活躍され、2022年には「劇場版 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」で15歳のアムロレイを演じられて、いまだに衰えないアムロの声(しかもあどけなさが残る青年時の声)に大変驚かされました。古谷さんは本当にプロ中のプロですね。まだまだ宇宙世紀シリーズでは「閃光のハサウェイ」があと二作品上映される予定です(3部作品で1作目はに公開)。

「身構えている時には、死神は来ないものだ…ハサウェイ」

1作目ではハサウェイがクスィーガンダムを起動した際に身構えている時には、死神は来ないものだ…ハサウェイとの台詞でアムロ・レイの幻影がハサウェイに語り掛ける形で出演を果たしています。残りの2作品にハサウェイの回想や幻想中にが登場するのかは不明ですが、ファンとしては是非登場してほしいですね。「機動戦士 閃光のハサウェイ」ですが、個人的に一番好きな作品である「機動戦士 逆襲のシャア」の続編でありますが、絵も綺麗で戦闘シーンがとても迫力があり、めちゃくちゃ面白かったです!

引用元
「機動戦士 閃光のハサウェイ」公式サイトより
引用元
「機動戦士 閃光のハサウェイ」公式サイト
引用元
「機動戦士 閃光のハサウェイ」公式サイトより
引用元
「機動戦士 閃光のハサウェイ」公式サイト
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まとめと所感(日中関係とジャパンウィーク)

2007年武漢で開催されたジャパンウィークでの古谷徹さんのトークショーを紹介しました。当時はチベット問題が起きる前で中国でもYoutubeもGoogleも使え、日中関係においては尖閣諸島問題が起きる以前の時代でしたから、今思えば日中関係が安定していた時代だったな、と思います。

残念ながらその後の日中関係は尖閣問題等で難しい時期になっていますが、そんな時だからこそこのようなイベント等によって日本文化を知ってもらい親近感を持ってもらうことは長期的に見て両国にとって決して損にはならない事なのだと思います。政治的に関係が悪化しても草の根レベルで日本に好感を持ってくれてる人が少しでもいてくれれば気休めでしょうけど先々良化できる下地となり得る可能性はあるわけなので。細々とでもいいので中国の各都市でも続けてほしいなと思っております。

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