李克強前首相急逝!中国系SNSと海外SNSの露骨な反応の違い

哀悼 李克強前首相急逝 大陸系SNSと海外系SNSの反応の違い
本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。
スポンサーリンク

※当記事は速報ベースで投稿しております。後日体裁整えて更新予定です。ご了承願います。

2023年10月27日午前0時過ぎに上海で心臓病で亡くなったとの報道が入りビックリしましたね。

中国でも当然トップニュースとして報道されてますが、大陸系SNS(政府の監視下にあるBaidu、Tencent、Weixin等)での中国人のコメントと海外系SNS(海外ネットワークのため中国政府の監視外)の中国人のコメントの内容に大きな違いが顕著に出ていますので紹介します。

目次
スポンサーリンク

反応の違いが顕著なSNSのコメント欄

今回の急逝の報道は中国の各サイトも白黒の写真を掲載し「喪に服する」体裁で報道しております。

大陸最大の検索サイト「百度(APP版)」のトップ画面
白黒表示で「喪に服した」形式となっている
大陸最大の検索サイト「百度(APP版)」のトップ画面
白黒表示で「喪に服した」形式となっている

大陸系SNSの反応

中国政府は不都合な情報は完全にシャットダウンするため、今回の急逝の報道に対する大陸系SNSのコメント欄は李前首相の突然の訃報を悼むコメントや、氏の中国に対する大きな貢献に感謝する旨のコメント、つまりは美辞麗句のコメントだけで埋め尽くされています。体制批判につながるようなコメントや「不審◯なのでは?」という類のコメントは一切排除されています。

政府系メディアの新華社ニュースのコメント欄は美辞麗句なコメントのみ
疑問視するコメントや批判的なコメントは一切なし
政府系メディアの新華社ニュースのコメント欄は美辞麗句なコメントのみ
疑問視するコメントや批判的なコメントは一切なし

海外系SNSの反応

一方の海外系SNSでの中国人のコメントを見ると日系SNSやヤフコメのコメント欄の反応と同じようなコメントが多く見られます。

疑問視する旨の中国語の投稿(Xのポスト)
疑問視する旨の中国語の投稿(Xのポスト)
Xでの中国語の投稿(ポスト)1
現政権を批判する過激なコメントも見られる
Xでの中国語の投稿(ポスト)
Xでの中国語の投稿(ポスト)2
現政権を批判する過激なコメントも見られる
Xでの中国語の投稿(ポスト)
現政権を批判する過激なコメントも見られる
疑問視するコメント、現政権に批判的なコメントの内容
  • 「心臓病で?不自然すぎない?」
  • 「失脚して半年で急死?首相経験者の李鵬は91才で逝去、朱鎔基は95才で健在。温家宝は71才。早すぎん?」
  • 「朱鎔基も温家宝も健在なのに李氏が68才で急逝?誰が信じられる?(なんか裏であったでしょ?)
  • 「◯ぬべきなのは彼ではなく他にいる!」

と、なかなか過激なコメントが中国語で書き込まれております。なかには「何の根拠もなく邪推するな!陰謀論ばかりで振り撒くな!」という主旨のコメントも中にはありましたが少数意見でした。

大陸系と海外系でこうも如実に違いが出るのは不謹慎ではありますが、自分で調べてて興味深いと思いました。

同時に、ここまで頑なに情報統制しようとする現体制のあり様が怖いな、とも感じました。

そもそも中国から海外系SNSへの書き込みは可能なの?

今回紹介した海外系SNSへの中国語での書込みが大陸の中国人の書き込みである証拠は一切ありませんが、VPNを介せば、大陸にいる中国人も海外サーバーを経由して海外のネット閲覧やSNSへの書き込みは可能です

簡体字を使用して書き込まれていることから、おおよそ大陸系中国人による書き込みだろうと、大雑把な推測をしておりますが、国内(大陸)での言論統制に不満を抱いてる中国人も少なからずいるはずです。そのような方々は個人でVPN接続をして海外サイトを閲覧したり、海外系SNSに投稿したりしています。

仮に大陸系中国人の書込みでなかったとしても、海外移住の中国人が書き込んでいることは間違いないかと思います。

スポンサーリンク

まとめ

大陸系と海外系SNSの反応の違いを紹介しましたがここまで如実に違いが浮き彫りになるのは珍しいかもしれません。

両方のコメントをみて思ったのは“急逝された李克強を悪く言うコメントは皆無だった”ということです。実務執行能力が高く、前政権時代から中国のために身を粉にして働いた、と好意的な評価が一般の中国人の間での評価のようです。李克強前首相は多くの人に慕われており、今回の訃報を悲しむ人が本当に多いのだな、と感じました。

お悔やみ申し上げます。合掌

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次